複数の伊メディアがカタール大会の森保監督に高評価を与える

 森保一監督率いる日本代表は、カタール・ワールドカップ(W杯)でドイツ代表とスペイン代表を破り、ベスト16の戦績を残した。イタリアメディアは今大会における各国代表監督の平均採点を集計し、森保監督は3位と高評価を獲得している。

 日本はグループリーグ初戦のドイツ戦で2-1の逆転勝利を収めると、第2戦はコスタリカ代表に0-1で敗れたものの、第3戦のスペイン戦では再び2-1の逆転勝利。2勝1敗のグループ首位で決勝トーナメント進出を決めた。

 決勝トーナメント1回戦ではクロアチア代表と対戦し、1-1のまま延長戦へ。互いに譲らずもつれ込んだPK戦に1-3で敗れ、目標としていたベスト8には届かなかった。

 目標こそ達成できなかったものの、優勝経験国を2つ破ったインパクトは大きかった。「トゥットメルカートウェブ・コム」はカタール大会で指揮を執った監督32人の平均採点を公開し、森保監督は6.75で3位に入っている。

 1位は「モロッコが起こしたミラクルの象徴」としてモロッコ代表のワリド・レグラギ監督で7.00、2位は36年ぶりの優勝を果たしたアルゼンチン代表のリオネル・スカローニ監督で6.79。今大会を象徴する2つのチームの指揮官に次ぐ評価となっていた。

 なお、最下位はグループリーグ敗退となったベルギー代表のロベルト・マルティネス監督で、4.50。前回大会3位の強豪も今大会では苦しみ、「ベルギーの勝利のサイクルは考えられる限り最悪の形で終わりを告げた」とされている。

 また、同じくイタリアメディア「スポーツ・メディアセット」は大会を通じての森保監督に7点を付け、「よく組織されたチームを披露し、守備でも攻撃でも必要な時には“手術”も行った」と評価。「クロアチアとのPK戦では経験不足を露呈したが、スペインとドイツを撃破しただけでも十分だろう」とその足跡を伝えた。

 森保ジャパンの見せた戦いは、“カルチョの国”のメディアにも感銘を与えたようだ。(FOOTBALL ZONE編集部)