リオネル・メッシと並ぶ、アルゼンチンのレジェンドは、大一番に臨む以前から何か特別な出来事が起こると確信していたようだ。
現地時間12月18日に開催されたカタール・ワールドカップ決勝で、アルゼンチンは前回王者フランスと対戦。3-3の激しい打ち合いを演じ、最後はPK戦の末に36年ぶり3度目のW杯制覇を果たした。
アンヘル・ディ・マリアは、この歴史に残る死闘で4試合ぶりに先発復帰。すると、メッシの先制点に繋がるPKを獲得すれば、鮮やかなフィニッシュで自ら追加点も奪取。リオネル・スカローニ監督の采配に応える見事な活躍を見せた。
北京五輪、コパ・アメリカ2021に続き、ファイナルでゴールを挙げ、三度優勝に導いた34歳には、世界中から賛辞が寄せられるなか、ネットで特に注目を集めているのが、愛する人に宛てたメッセージだ。ディ・マリアが決勝の前日、妻へ送ったメール文が拡散されているのだ。
英メディア『SPORT BIBLE』などによれば、そこにはこう書かれている。
【画像】ピッチ上で激熱キスも!ディ・マリア一家のラブラブショットをチェック
「僕はワールドチャンピオンになるよ、愛する人。僕はゴールを決めるよ。そこはマラカナンやウェンブリーのようなものだからね」
「明日は楽しんでくれ。僕らはワールドチャンピオンになるんだから。ここにいる26人とその家族はそれに値する」
宣言通り、ディ・マリアはネットを揺らし、アルゼンチンは南米王者から世界王者となった。
有言実行の男はその後、今度はインスタグラムで、ピッチで撮影した家族4人との写真を添え、感謝の思いを伝えている。
「彼らは決して僕を諦めさせなかった。常にそばにいて、死ぬまで応援してくれた。いつも寄り添ってくれて、本当にありがとうと言いたい。心から愛している。ワールドチャンピオン」
構成●サッカーダイジェストWeb編集部