オランダサッカー協会が22日、オランダ代表を率いる71歳のルイス・ファン・ハール監督の退任を発表した。そして、同氏はポルトガルサッカー連盟からオファーがあればポルトガル代表監督に就任する意思があることを示している。ブラジル紙『オ・ディア』が報じた。

 ルイス・ファン・ハール氏は2021年8月、自身3度目となるオランダ代表監督に就任。カタールワールドカップの欧州予選で、グループGを首位で終えて本大会の出場権を獲得した。本大会ではグループステージを2勝1分の勝ち点7で1位通過。決勝トーナメント1回戦の米国戦は3-1で勝利したが、準々決勝のアルゼンチン戦はPK戦の末に敗れている。

 同紙によると、ポルトガル代表監督に就任する可能性について質問されたルイス・ファン・ハール氏は「もし、ポルトガルが私を望んでいるなら、私はその提案に耳を傾けるだろう。しかし、私が言わなければならないのはそれだけだ。自分から進んでそれを望んでいると、人々に思われたくない」と語り、オファーがあれば検討することを明かしている。

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