ヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、母国のスタイルについて言及した。

 先のカタール・ワールドカップで、スペインはラウンド16でモロッコにPK戦の末に敗れた。イニエスタの決勝点で世界を制した2010年大会以降、ベスト16の壁を越えられていない。

 グループステージでは日本にも敗れているスペインは、圧倒的なポゼッションを誇りながらも敗退したことで、ボール保持を最優先とするスタイルに疑問符をつけられている。
 
 だが、イニエスタは米スポーツチャンネル『ESPN』で、「モデルは同じであり続けるべきだと思う」とコメント。こう主張している。

「結局、そのモデルが良いかどうかは、100%を出せるかだ。モロッコに敗れたのはスタイルのせいではなく、勝つためにほかのことが欠けていたからだ」

 レジェンドOBは、スタイルを変える必要はないと考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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