今年も残すところあと5日となった。本稿では、2022年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、名将が自軍選手のワールドカップメンバー落選の衝撃を語った記事を再掲する。

記事初掲載:2022年11月13日

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 リバプールの指揮官が、まさかの落選に驚きを露わにした。

 ブラジルサッカー連盟は先日、カタール・ワールドカップ(W杯)に臨むブラジル代表のメンバー26人を発表。最注目のFW陣には絶対エースのネイマール(パリ・サンジェルマン)ほか、ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー)、アントニー(マンチェスター・ユナイテッド)ら意気軒高な若手がメンバー入りした。

【画像】超豪華!ブラジル代表のW杯メンバー26人をチェック

 その一方で選外となったのが、55キャップを誇るロベルト・フィルミーノ(リバプール)だ。前回のロシアW杯にも出場した31歳は、昨季にやや調子を落とし、1年近く代表から遠ざかっていたものの、今季は復活。ここまで公式戦9ゴールを挙げ、9月には代表復帰も果たしていた(出場はなし)だけに、物議を醸す結果となった。
 
 ユルゲン・クロップ監督の中でも衝撃は相当なようで、英紙『The Telegraph』で「間違いなく衝撃だ。正直なところ、私にとっては衝撃だった」と述べている。
 
「ボビー・フィルミーノのような選手を外すなんて、このブラジル代表はどれだけ素晴らしく、才能に溢れたチームなんだ。狂気の沙汰だ。彼は元気だが、とてもがっかりしている」

 当のフィルミーノ本人はメンバー発表の翌日、「ワールドカップは全選手の夢であり、僕にとってもそれは同じだ。昨日は、自分が想像したり夢見たりしていたようにはいかなかったが、振り返ると、すでにこの夢や他の多くの夢を生きることを許してくれた神に感謝の心を持てる」とインスタグラムに思いを綴っている。

 気持ちを切り替え、クロップ監督とともに、現在のプレミアリーグ6位から後半戦での大逆転を目ざす。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部