国際サッカー連盟(FIFA)が「カタールで生まれた記憶に残る7つの瞬間」と題し、同地で開催されたワールドカップ(W杯)の名場面を紹介。日本代表の欧州の難敵連破も選ばれている。

 森保ジャパンはドイツとの初戦で大方の予想を覆し、2-1の逆転勝利を達成。次のコスタリカ戦こそ落としたが、スペインとのグループステージ最終戦で、再び0-1から2点を奪ってスコアをひっくり返し、見事に“死の組”を首位で突破した。

 FIFAは「日本のデジャブのような歓喜」と伝えている。

「グループE第1節のドイツ戦で、森保一監督率いる日本代表が1点ビハインドから後半の連続得点で逆転。スター選手揃いの相手を撃破し、スペイン相手にも同じ結果を収めたのだ。

 堂安律の48分の同点弾は、アルバロ・モラタの先制ヘッドに屈しなかったチームへの報いであった。その直後、三笘薫がラインを割ったと思われたボールを折り返し、田中碧がゴールへ蹴り込むという、ありえない勝ち方をした。わずか3分で生まれた2ゴールで、日本はグループEの首位に立ち、ドイツはグループステージ敗退が決定したのだ」
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 今回FIFAによって選出された7つの名場面は以下の通りだ。

1 サレム・アル・ドサリ(サウジアラビア)の逆転ゴール/vsアルゼンチン
2 ムハンマドが挙げたカタールのW杯初ゴール/vsセネガル
3 日本のデジャブのような歓喜/vsスペイン
4 ファン・ヒチャン(韓国)の劇的決勝ゴール/vsポルトガル
5 ヴェフホルスト(オランダ)の見事な同点ゴール/vsアルゼンチン
6 モロッコのアフリカ勢初の準決勝進出/vsポルトガル
7 メッシとエムバペが打ち合った壮絶な決勝/アルゼンチンvsフランス

構成●サッカーダイジェストWeb編集部