世界的なスーパースターであるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、ついにヨーロッパを離れアジアの舞台にやってくることが決定した。

【写真】笑顔で新たなユニフォームを手にするC・ロナウド

31日、サウジアラビアのアル・ナスルはC・ロナウドの加入を発表した。契約期間は2025年までとなる。

初めてヨーロッパ以外のリーグでプレーすることとなったC・ロナウドはクラブを通じてコメント。アジアでの新たな挑戦に興奮しているようだ。

「別の国で、新たなサッカーのリーグを体験するのが待ちきれない」

「アル・ナスルのビジョンはとても刺激的で、チームメイトになれることを興奮している」

「チームが一丸となり、より多くの成功を収めたいと思う」

契約の詳細は明かされていないが、イギリス『BBC』によれば年俸は破格の1億7700万ポンド(約280億円)とのことだ。

また、2030年のワールドカップ開催を目指すサウジアラビアのアンバサダーを務める5年間の契約も含まれているという。

クラブもC・ロナウドの獲得について声明を出し、大きな発展の一歩になるとした。

「この契約は、新たな歴史の章を書くだけではない。この選手は世界中の全てのアスリートと若者のロールモデルであり、アル・ナスルでの彼の存在は、サウジアラビアのクラブとスポーツの更なる成功を達成するためのものであり、未来の世代のための前進となる」

これまでスポルティングCP、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリー、ユベントスでプレーしてきたC・ロナウド。カタールW杯前にはユナイテッドやエリク・テン・ハグ監督を批判するインタビューを行っており、それが引き金となり退団が決定していた。

W杯期間中もアル・ナスルへの移籍は否定していたが、結果的に報道通りサウジアラビアが新天地となった。

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