ラモスのハットトリックでスイスを撃破

FIFAワールドカップ・カタール大会の決勝トーナメント1回戦でスイスに圧倒的な力を見せつけたポルトガル。チームの6ゴールの半分を叩き出したゴンサロ・ラモスが、新たなヒーローとなるかもしれない。

クリスティアーノ・ロナウドに代わって3トップの中央に入るという大役を任されたラモス。しかしそんなプレッシャーをものともせず、17分に先制点となるゴールを挙げると、後半にも2得点を決めてハットトリックを達成する。ワールドカップ初出場となった試合でセンセーショナルなデビューを飾った。

データサイト『Opta』によれば、W杯初出場の選手がハットトリックを決めたのは、2002年の日韓大会以来20年ぶりの快挙だ。グループステージでのドイツとサウジアラビアの一戦で初出場したミロスラフ・クローゼがハットトリックを記録している。

その後W杯の最多得点記録を更新するにまで至ったクローゼ。彼のようにラモスもこれからW杯での伝説を作る男になるかもしれない。