【プレミアリーグ】アーセナル0-0ニューカッスル(日本時間1月4日/エミレーツ・スタジアム)

 相手選手へ足裏をみせながらアタックする、ライダーキックのような危険なファウルだった。このプレーに対してファンからは悲鳴や批判の声が聞こえてきたが、解説者の林陵平氏は少し違う見解だったようだ。

【映像】このライダーキックに悪意はあるのか

 スコアレスで迎えた27分、ニューカッスルの選手は、前へ大きく蹴りだして前線のウィルソンへとボールを繋ごうとしたが、そのロングボールはアーセナルのDFサリバの下へと向かう。ウィルソンはそれでも諦めることなくボールへアタックするも、結果的に相手選手へ足裏をみせてのキックのような形となってしまった。かなり危険なプレーとなったため、ウィルソンにはイエローカードが提示されている。

 ABEMA視聴者は「いやこれはいかん」「これはあぶねー」「あぶねーよ」「足裏は見せちゃダメだよ」と危険なプレーに対してコメントを寄せた。

 一方でABEMAで解説を務めた林陵平氏は「悪質には見えるが故意ではない。ストライカーとしては、触れれば一対一の状況に持っていける。残り足が当たってしまった」と、現役時代にストライカーのポジションでプレーした元選手ならではの視点でこのプレーを分析した。

 林氏の意見を踏まえるとこの一連のプレーは、チャンスにも危険なプレーにもなり得る紙一重のシーンだった。選手たちにはアグレッシブさを大事にしつつも、こうしたプレーが大怪我に繋がらないことを祈るばかりだ。
(ABEMA/プレミアリーグ)