【プレミアリーグ】クリスタルパレス0-4トッテナム(日本時間1月5日/セルハースト・パーク)
不振に悩む昨季のプレミアリーグ得点王が、11試合ぶりにゴールを決めた。すでに3-0と勝敗は決していた中でトッテナムのソン・フンミンが、ダメ押しのゴールを記録。顔に着用していたフェイスガードを投げ捨てるなど感情を爆発させたセレブレーションにファンも「復活した」と歓喜の様子だ。
【映像】ソン・フンミン、11試合ぶりのゴールでフェイスガードを投げ捨てる
今季のトッテナムが昨季までと悪い意味で異なるのは、ソン・フンミンが得点を決めることができていないことにある。毎シーズン20ゴール近く決めるFWが前節終了時点でわずか3ゴール。それも1試合でのハットトリックで達成した3ゴールのため、出場15試合のうち1試合でしか得点を決めることができていなかった。
そんな悩めるFWが、クリスタルパレス戦でプレミアリーグ11試合ぶりとなるゴールを決めた。
3-0の大量リードで迎えた72分、相棒ケインがハーフライン付近からふわりとしたロングボールを前線に送ると、これをソン・フンミンが相手DFに競り勝つ形でマイボールに。最後はバウンドしたボールを左足でゴールに流し込んだ。ゴールを決めると顔に着用していたフェイスガードを投げ捨てるなど感情を爆発させたセレブレーションを披露した。
W杯の中断明けから勝利がなかったトッテナムにとって大量4ゴールでの勝利、そしてソン・フンミンの久々のゴールは、ギアを上げるには十分すぎる要素だろう。この試合が今季のトッテナムのターニングポイントになる可能性もあるのではないだろうか。
(ABEMA/プレミアリーグ)