フランスサッカー連盟(FFF)は7日、フランス代表を指揮するディディエ・デシャン監督(54)が2026年6月まで契約を延長することを発表した。

現役時代にはフランス代表のキャプテンを務め、1998年のフランス・ワールドカップ(W杯)で優勝を果たしていたデシャン監督。引退後、モナコ、ユベントス、マルセイユを指揮し、2012年7月にノエル・ル・グラエ会長にフランス代表監督に任命されていた。

2014年のブラジルW杯では、ベスト8で敗退も、ユーロ2016では決勝までチームを導き準優勝、2018年のロシアW杯では見事に優勝を果たすなど結果を残すと、ユーロ2020ではベスト16で敗退したが、昨年行われたカタールW杯では大会連覇を目指し決勝進出。しかし、アルゼンチン代表の前にPK戦で敗れていた。

決勝で敗れた後、契約満了を迎えることを受け去就について問われると「会長と会う予定だ。彼と相談する」とコメント。明言をせずにいたものの、ユーロ2024までの続投が噂されていた。

しかし、結果としては2026年6月までの契約となり、次のW杯まで率いることに。コーチングスタッフも続投となり、再び頂点を目指すこととなった。