【MLB】ブルージェイズーエンゼルス(4月7日・日本時間8日/アナハイム)
エンゼルス・トラウト外野手が驚愕の一発を放った。ホーム開幕戦で大きなアーチをかけた主砲は、ダグアウト前でチームメートから日本式兜を贈られると、それを被ってセレブレーション。ファンも「ラストサムライみたい」と大興奮となった。
エンゼル・スタジアムの本拠地開幕戦はトラウトの先制ホームランで幕を開けた。花火が上がり、戦闘機も飛んだ開幕戦セレモニーの余韻が残る中で迎えた1回裏のエンゼルスの攻撃。先頭のウォードがフルカウントから四球で出塁すると、2番のトラウトが初球をフルスイング。強烈な破裂音を響かせ打球は左中間スタンドに吸い込まれていく。打球速度112.3マイル(180キロ)、441フィート(134メートル)の強烈弾。トラウトはスイング後にホームランを確信したかのように左足を踏み出し歩みを進めた。
いきなりの先制ホームランにスタジアムは大歓声。ダイヤモンドを一周する間も歓声は鳴り止まない。トラウトもホームベース付近では右手人差し指を突き上げるポーズで応えた。出迎えた大谷翔平とタッチを交わし、ダグアウトに戻っていく。
エンゼルスはカウボーイハットを被るパフォーマンスが定番だが、なんとこの日は日本の端午の節句で使うような兜を手渡された。トラウトは嫌がる素振りなど微塵も見せず、兜をかぶりダグアウトでチームメートたちとハイタッチを交わしていっった。
その様子にABEMAの視聴者からは「流石よトラ兄」「トラウトさん流石すぎる」「ヤバすぎるやろ」とトラウトを称賛する声ががった。しかしそれ以上に「兜どこから仕入れたのーw」「麦藁から兜へ」「兜笑笑笑」「兜かよww」「新しいやつwww」と日本式の兜に目を奪われたファンが多かった。
スペシャルな一発に兜のセレブレーション。ファンはトラウトに二重に驚かされたようだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)