考え得る今後のシナリオとして、「どうなるかわからないが、第3次世界大戦の引き金になる。ロシアがウクライナの後、バルト三国を取っていけば、次はNATOと対抗して戦争になる。しかしNATOの盟主であるアメリカは、『知らない』と言っている。『防衛費が少ないから助けに行かない』という可能性があり、マクロン大統領は『核の傘を広げるしかない』と言った」として、「歴史の教訓を学ぶべきだ」と主張した。
解決策としては、「トランプ氏が動くしかない」そうだ。「アメリカが武器援助を止めたら、ウクライナは戦争をやりたくてもやれなくなる。(トランプ氏は)ロシアと仲がいいが、さっさと停戦しなければ、経済制裁をもっと加える。力が一番強い国が、一番得をする時代が来た。関税をかけまくるのも、(アメリカが)世界一の軍事大国だからできる。『お前の国をなくしたくないなら、俺の言うことを聞け』と(要求して)、ロシアが占領しているウクライナ東部をあげる可能性もある」。
そして、プーチン氏を止めるには「核兵器しかない」と断言する。「フランスの核は、アメリカには届かないが、モスクワは完璧に攻撃できる。ヨーロッパは『アメリカが頼りにならない』とパニックになり、アメリカがいなくても自分たちを守る手段を考えている」と解説した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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