アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の物語は、本編に先駆けてプロローグエピソードが先行公開された。この約25分のプロローグでは、わずか4歳の幼女がガンダムを起動して戦闘に関わるという衝撃的な展開が描かれ、ファンを驚かせた。
【映像】ゲーム感覚で次々撃破するエリクトちゃん4歳(18分48秒ごろ〜)
その少女の名前はエリクト・サマヤ(CV:市ノ瀬加那)。水星の先進医療研究機関ヴァナディースで暮らしていた彼女は、研究者である母エルノラ・サマヤ(CV:能登麻美子)とともに平穏な日々を過ごしていたが、その生活は突如として終わりを迎えた。
ガンダムタイプのモビルスーツに搭載された神経接続システム「GUNDフォーマット」がパイロットに過度の負担を与える危険な兵器技術とみなされ、企業連合ベネリットグループによって粛清対象とされてしまったのだ。
その命を受けて派遣されたのが、グループの軍事組織「ドミニコス隊」。施設は徹底的な破壊を受け、研究者たちは次々と命を落としていく。混乱のさなか、研究機体のひとつだったガンダム・ルブリスのコクピットの中でエリクトを発見したエルノラは、自らもコクピットに乗り込んだ。
ガンダムの起動にはパイロットと機体の神経接続が必要で、適性のある大人でも命を落とす可能性のある極めて危険な技術だった。エルノラ自身もパイロットだったが、適合しきれず、これまで起動できずにいた。しかしこの非常事態の中、ルブリスが反応を見せる。なんとそのカギは4歳の娘・エリクトだった。エリクトが起動に成功したのだ。
ひとつ!ふたつ!みっつ!無邪気な笑顔で…