序盤は佐々木に先行を許した。佐々木は第1試合でトップを取っており、MVP獲得とセガサミーフェニックスを逆転して4位となることが目的だ。醍醐は東4局2本場に5200点(+600点)をツモり、トップ目の佐々木に一歩近づいた。しかし終盤も佐々木のペースは変わらず、南4局を迎えて醍醐は佐々木と1万9400点差。倍満をツモらなければ逆転できないという絶体絶命のピンチを迎えた。
配牌はバラバラ、目指すならば七対子・混一色など変則手が見える手。一方、ラス親の佐々木は序盤から手を崩しており、勝負はこの局限りだ。醍醐はピンズ・マンズを切り出し、ソウズを集めて綱渡り。白が暗刻になり、ソウズのブロックが足りると、最終形がはっきり見えてきた。13巡目、9索と北のシャンポン待ちでテンパイ。ツモれば三暗刻が付き文句なしの倍満だ。決着は2巡後、北を深い吐息と共にツモり上げ、リーチ・ツモ・北・白・混一色・三暗刻、1ハンお釣りが来る倍満、1万6000点が完成した。
大逆転の瞬間は「呆然としていました」Mリーグ 日程
- 4月18日(金)
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- 4月21日(月)
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