アメリカで人気ナンバーワンのストックカーレース、NASCAR(ナスカー)の第31戦が開催された。クラッシュしたマシンがピットへ戻った際に、割れたボディをテープで修復するシーンが見られ、その“いい意味で”アバウトな手法が話題になっている。
267周で争われるレースも残り49周となったところで、オースティン・シンドリックの2号車がピットへ入った。中位集団の行列のなかで後方のマシンに接触されてスピンし、そのままアウト側のサイドウォールに激突してしまったためだ。なんとか自チームのピットボックスまでたどりついて停車したシンドリックのフォード・マスタングは、全体的にキズだらけで、特にフェンダー(ホイール上辺のカバーパーツ)が割れかけており、ボンネットとの間のすき間が広くなっている。
そこでピットクルーが取り出したのは大きめのテープだった。工事現場などで使用されるダクトテープにも見えるが、クルーはこれを使ってすき間を埋めようとしている。レーシングカーのボディにテープで補修というのは意外と思われるかもしれないが、実はこのテープ、NASCARではお馴染みの存在である。
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