将棋の藤井聡太竜王(名人、王位、王座、棋聖、棋王、王将、23)に佐々木勇気八段(31)が挑戦する第38期竜王戦七番勝負は10月17日、福井県あわら市の「あわら温泉 美松」で第2局2日目の対局が行われている。ABEMAの中継には、伊藤沙恵女流四段(32)が出演。今月8日に行われた第67期王位戦予選1組の対局で順位戦A級棋士を撃破したことに触れ、ファンからは祝福と激励のコメントが殺到していた。
伊藤女流四段は2021年度に女流名人のタイトル獲得経験を持つ強豪。王位戦は、女流王位と五番勝負挑戦者に出場枠が与えられており、今期は福間香奈女流王位(清麗、女王、女流王座、女流名人、倉敷藤花、33)と伊藤女流四段が参戦している。
伊藤女流四段は予選1組に出場すると、渡辺正和六段(39)、斎藤明日斗六段(27)に勝利。3回戦では王座のタイトル経験も持つ現役A級棋士・中村八段を相手に持ち味でもある強気の攻めをさく裂させ白星を飾った。
「こういうことでもないと自分の名前を知っていただける機会がないので…」




