青山氏は「今回高市総理は、いろいろな省庁にも『違法ではないよね』と相当確認をして出した」と解説する。「石破氏の場合は、有価証券の商品券でお金に近いが、カタログギフトは物扱いだ。最悪交換しなくても良いと、二重の意味でファイアウォールというか、大丈夫なように考えている。法律上問題があるかないかよりも、物を贈り合ったりして政治にお金がかかっているのかと。特に高市総理は、今までの永田町文化とはかけ離れた、新しい風を送ってくれる人として期待した人も多く、昔から続いているこういったものが『今でも必要なのか』と思わせた」。
自民党内からも「カタログギフトなんて贈る必要なかった。余計なことをしたもんだ」「選挙で大勝して高市さんも舞い上がっちゃったのかね」との声が出ているという。「これだけ選挙で勝ったのは高市総理のおかげだと、みんなわかっている。いまさらカタログギフト3万円をもらい、さらに恩義を感じる人はほとんどいないから必要なかったねと言う声も。ただ、自民党内でも『法律上は問題ない』のだから良いんじゃないかといった擁護論はもちろんある」。
「中小企業のオヤジ」発言については、「高市総理はユーモアに変えるのがうまいが、『労って欲しい』という連絡がたくさんあったそう。石破氏もそうだったように、新人議員とは1回食事会を開いたり、小泉純一郎元総理も“小泉チルドレン”に食事会を開いていた。『物をもらうより、総理と直接話したい』が当たり前だと思うが、高市総理は基本的に夜の会合をやらない人。本人は『飯会が苦手な女だ』と冗談めかして言って、だから気持ちとして労いを示したいという中でギリギリの判断でカタログギフトにした」。
価格設定には「結婚式のご祝儀と同程度と考えた。高すぎず安すぎずが3万円だったと明かしているが、3万円のカタログギフトはあまり見ない。しかも結婚式はご祝儀を渡すが、引き出物はこんなに高くない。ちょっと庶民感覚から離れているかなというのは否めない」との認識を示す。
石破氏の周辺への取材では「まさか自分にまで届くとは思っていなかった。自分は結局、商品券を送り返してもらうことになったが、自分は高市さんに送り返さない。送り返せば、メディアが騒ぎ、また『後ろから鉄砲を撃っている』などと、高市氏の足を引っ張っているみたいに面白おかしく取り上げられるだけだからそんなことはしない。事務所に置いてあるという」と明かす。
青山氏は「来年また自民党の総裁選がある。党内からまた対抗馬が出るかもしれない。高市総理は元々、党内基盤があまり強くないため、少し固めておきたいという思惑が脳裏をよぎったのかもしれない」。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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