<大相撲三月場所>◇六日目◇13日◇大阪・エディオンアリーナ
まだ観客も疎な館内がどよめいた。土俵際、もつれ合うように両力士の体が宙を舞い、ほぼ同体で土俵の外に着地。肉眼では判別困難な際どい攻防に、審判団が即座に土俵へ。その微妙な決着の瞬間、行司の眼にも反響の声があがった。
問題の場面は序二段百枚目・本東(玉ノ井)と、序二段九十七枚目・大光(阿武松)の一番。立ち合いから一気に攻め込んだのは大光だった。激しく突き押し、本東を赤房下の徳俵まで追い詰める。万事休すかと思われた瞬間、本東が起死回生の左からの掬い投げを放った。
両者の体が重なり合い、ほぼ同時に土俵の外へ。行司の木村友三郎は、一瞬のどよめきののち、投げを打った東の本東に軍配を上げた。しかし、すぐさま審判団から物言いがついた。
明快なアナウンスに館内から拍手2026年3月場所 6日目
更新日時:2026/03/13 19:45
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗

