「大谷効果」で野球人気やや回復も…学童チームは15年間で6000チームが消滅 進む“部活ホワイト化”の効果と弊害は

ABEMA Prime
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■エンタメの多様化と、野球が歩むべき「次のフェーズ」

野球のホワイト化
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 若者世代の視点について、タレント・山崎怜奈は「子どもたちが知ってる職業が増えた」ことを挙げた。SNSやYouTubeの普及により、将来の夢の選択肢が広がったことで、野球選手を目指すベクトルの絶対数が減ったのではないかという分析だ。また、山崎は、家庭で当たり前に野球中継が流れていた時代から、その習慣が「グラデーションで変わってきている」とも語り、野球が全世代共通の娯楽だった時代からの変容を指摘した。

 これを受け、情報キュレーター・佐々木俊尚氏は、YouTubeなどの発展により「学びの高速化」が起きていることに触れた。昔のように多くの補欠の中から少しずつステップアップして優秀な選手を選ぶ仕組みは、メソッド化が進み、若いうちに才能が発見される現代では必要なくなってきている側面があるのではないかと推察した。

 議論の最後に、里崎氏は今後のプロ野球界と競技人口の未来について「観客動員数はもうコロナ禍から年々、右肩上がりで伸びている。野球人気は一気に増えてきている」とした一方、日本人選手のメジャー流出は今後も避けられないとし、「しっかりボトムを上げながら、日本の野球のレベルを12球団で保っていくことが、次のフェーズに求められてることかなと思います」と、育成環境の底上げの重要性を説いていた。
(『ABEMA Prime』より)
 

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