■難病で体に障害、妻とはセックスレスに「生きる屍になったような感じ」

障害者が抱えるのは性の問題だけではない。都内で一人暮らしをしている川上弘さん(仮名・55)。過去に射精介助を利用した結果、射精することが性のすべてではないと感じたといい、「性全体を考えたら、やっぱり相手の女の子とハグしたりとかそんなこともあったほうが楽しい」と話す。
川上さんは20代から手足の不調を感じ、38歳で難病「脊髄小脳変性症」と診断された。歩行障害や手の震えなどの症状に苦しんでいる。「診断される頃になると、いわゆる正常位で腰を動かすというのは結構苦痛になった。これはやばいなと。いきなり生きる屍になったような感じ」。

川上さんには30年ほど連れ添った妻がいたが、症状が悪化してセックスレスに。そのことについては、「(僕が障害者という)負い目ですかね。私は病人だから家で寝ている状態で、妻が(仕事から)帰ってきて、ご都合よくセックスの相手をしてくれるような言い方はできない」と振り返った。
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