ブラジル代表のチッチ監督が怒りを露わにしている。ブラジル『グローボ』が伝えた。
6日、ブラジルはキリンチャレンジカップ2022で日本と対戦。大雨の中での一戦となった中、これまで1度も日本に負けたことがないブラジルは苦戦する。
優勝した日韓ワールドカップ以来20年ぶりに日本で試合を行った中、開始早々にネイマールのヒールパスからルーカス・パケタがフリーでシュートを放つも、ポストに嫌われてしまう。
決定機をいきなり迎えたが、それを活かせないと日本がしっかりと守備を固めて対応。ブラジルは攻めあぐねる時間が増えていく。
特にバイタルエリア手前付近ではタイトな日本の守備の前に苦戦。ファウルも辞さない対応で、攻撃の芽を摘まれ、難しい試合となった。
最終的にはネイマールのPKで0-1と勝利したブラジルだったが、チッチ監督はレフェリングに怒りを露わにした。
「レフェリングに腹が立った。戦術的なファウルは頻繁に起きていた。強すぎで、場違いだった」
「そしてそれにより創造性が失われた」
「試合ではそれが許されたが、レフェリーは抑制しなければいけない」
日本のファウルは20回、そのうち8回がネイマールに対してもの。その数の多さにチッチ監督は不満を漏らした。
一方で、多くのチャンスを作りながらもシュートを決め切れないことにも言及。日本の守備陣がよくブロックしたと語った。
「創造力は乏しかったが、プレーはしっかりしていた。たくさんシュートを打ち、たくさんチャンスがあった。チャンスは本当にたくさんあった」
「シュート数もかなり多かったが、ブロックされたシュートも多かった。こちらの精度の低いシュートもあった」