スペイン代表のルイス・エンリケ監督が、スイス代表戦を振り返った。スペイン『アス』が伝えた。

9日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2022-23のリーグA・グループ2の第3戦が行われ、スペインはスイスをアウェイで対戦した。

今月から開幕したUNL。初戦ではポルトガル代表に1-1、第2戦ではチェコ代表に2-2と連続ドロースタートとなったスペイン。アウェイで難敵スイスとの対戦となった。

試合は開始13分にフェラン・トレースが高い位置でボールを奪うと、マルコス・ジョレンテの折り返しを、パブロ・サラビアが決めて先制。この1点を守り切って勝利した。

今大会初勝利を挙げたルイス・エンリケ監督は、試合後に勝利を喜び、アウェイでスイスに勝つことの難しさを語った。

「結果が全てを決める。サッカーとはそういうものだ。スイスはホームでの公式戦で、23試合負け無しだった。アウェイで勝つのはとても難しい。それ以外にはありえないくらい、難しいことだった」

また、3戦目にしての初勝利についても言及。ポルトガル戦、スイス戦を振り返りながら、スイス戦も難しかったと語った。

「ポルトガルとの試合はハイレベルな試合だった。我々は試合を支配した。チェコに対しては、全ての選手が自陣に閉じこもり、スペースはなかった。これは試合で最も難しいことだ」

「スイスはトップレベルのチームだ。彼らはW杯の出場権を獲得しており、勝つために素晴らしい試合をした」

また、この試合でもプレーし、3試合連続で出場したMFガビ(バルセロナ)について言及。このままのプレーヤーでいてもらいたいと期待を寄せた。

「我々は彼が子供のままであることを願わなくてはいけない。彼がサッカーをするキャラクターは、誰も疑う余地がないだろう」

「3試合連続で出場しているのが3人というのは、私としては珍しいことだ。16試合連続でプレーできるだろう」