日本代表は6月10日、キリンカップ2022でノエビアスタジアム神戸にてガーナ代表と対戦し、4-1の快勝を収めた。

 日本は立ち上がりから主導権を握ると、29分に山根視来が先制点。その後、相手に1点を返されたものの、45+1分に三笘薫が勝ち越しゴールを決める。左サイドから右足で巻いた鋭いクロスを供給すると、これに堂安律と上田綺世が飛び込む。しかしボールはどちらにも当たることなく、ゴール右へ吸い込まれた。

 さらに日本は73分、三笘のクロスに合わせた久保建英がA代表初ゴールを挙げると、82分には前田大然もA代表初得点となる追加点を決め、4発快勝。1ゴール1アシストの活躍を見せた三笘は試合後のフラッシュインタビューで、自身の得点はゴール前に飛び込んだ堂安と上田のおかげであると語った。

「ゴールにつながるクロスを試合前から考えていましたし、逆サイドから(堂安)律と(上田)綺世が飛び込んでくれたので、あのような選手のおかげでもあると思います」
 
 また、試合全体を通しての自身の狙いに関しては、「相手があまりボールに来ないぶん、うまく散らしながらスペースができると思ったので、そこで数的優位を作りながらやろうと思っていました」と説明した。

 次戦は14日、パナソニックスタジアム吹田でキリンカップ優勝を懸けてチュニジアと対戦する。三笘は「ワールドカップに出る相手ですし、強敵なのでしっかり分析して今日のようなミスも少なくして、しっかりと勝って優勝したいと思います」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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