6月13日、翌日に行なわれるキリンカップの日本戦を控え、チュニジア代表のジャレル・カドゥリ監督がオンラインの公式会見に出席。記者からの質問に答えた。

 日本とチュニジアの顔合わせは、2002年の日韓ワールドカップで対戦してから、ちょうど20年が経過してからの再戦となる。カドゥリ監督は、今の日本代表の印象を問われると、「世界とともに進化している」と述べた。
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「この20年の間には世界のサッカーそのものが進化した。それに合わせて日本も進化している。特に、設備投資という面で、日本のサッカーは大きく前進したと言えると思う。

 アジア全体も成長しているが、日本は素晴らしい。日本はアジアナンバーワンの力をつけている。特長としては、戦術的な動きが良く、それぞれの動きが非常にスピーディということがあるので、我々は注意しなければならない」

 チュニジアは準決勝でチリを2-0で破って、日本との対戦を迎える。自チームの強みについては、「現代サッカーにおいては、攻撃と防御のバランスが重要。我々もそのバランスを心掛けている」と語った。

「偶然とはいえ、20年が経ってこのような対戦があることは、有意義だ。その時は日本が強くてチュニジアに勝利したが、今回は逆の結果になるといいなと思う」

 20年前のスコアは2-0で日本が勝利した。果たして、再戦はどのような決着を迎えるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部