ドイツ代表陣営が勝利の喜びに浸った。欧州サッカー連盟 の公式サイト『UEFA.com』が報じている。

UEFAネーションズリーグ(UNL)2022-23リーグA・グループ3の3試合を消化して、3試合連続のドローでいまだ勝利がないドイツ。攻撃陣がいまひとつ乗り切れない状況が続くなか、第4節でイタリア代表をメンヒェングラートバッハに迎え撃った。

4日に1-1のドローゲームを演じたユーロ王者との再戦だったが、10分にMFヨシュア・キミッヒの一発を皮切りに計5発のゴールラッシュ。2天こそ返されたが、5-2の勝利を掴み、首位のハンガリー代表にわずか1ポイント差の2位で追走している。

初勝利のハンジ・フリック監督は「チームに大きな賛辞を送らなければならない。4試合目にまたあのようなパフォーマンスを披露してくれたことに敬意を表する」と労いの言葉を送ると、選手たちもそれぞれが心境を明かしている。

FWトーマス・ミュラーは「ファンの応援があったから素晴らしいパフォーマンスを出せた」と胸を張ると、GKマヌエル・ノイアーもドイツ『ZDF』のインタビューで「ワールドカップに向けてもポジティブな結果を残すのが大事だった」と話した。

また、2ゴールの活躍を披露したFWティモ・ヴェルナーも「4試合目にして初めて試合を支配できた。プレッシングを仕掛け、自分たちの実力を示せた試合だったよ」と満足げ。「報われて嬉しい」と2ゴールを記録した個人の結果も嬉しがっている。