【プレミアリーグ】クリスタル・パレス0-2アーセナル(8月5日・日本時間6日/セルハースト・パーク)

 サッカーの欧州4大リーグの一つ、プレミアリーグが開幕。日本代表・冨安健洋が所属するアーセナルとクリスタル・パレスの一戦で、まるでプロレスのような肉弾戦が繰り広げられ、視聴者が興奮する一幕があった。

【映像】ピッチ上で繰り広げられた“プロレス”のような珍事

 問題の場面はアーセナルの1点リードで迎えた41分だ。ウクライナ代表・ジンチェンコのインターセプトからカウンターを発動すると、そのジンチェンコからパスを受けたブラジル代表のガブリエウ・ジェズスが、元イングランド代表・クラインのタックルを受けて転倒してしまう。

 ジェズスはすぐに起き上がると、ボールを拾ったガーナ代表・シュラップを引っ掛けるなど激しいぶつかり合いが続き、最終的にこぼれた球はクラインの足元へ。すると、アーセナルのイングランド代表・ホワイトが後方からハードタックル。ここでようやく笛が吹かれ、およそ20秒間にわたる“激しい攻防”に終止符が打たれた。

 ABEMAで解説を務めた那須大亮氏は「トランジションがビッグチャンスになることは分かっている。起点をいかにつぶせるかということで、両チームとも激しくいっていますね」とコメント。プレミアリーグらしい素早い攻守の切り替えの魅力を伝えた。

 さらに、視聴者は「プロレスが始まった」「これもノーカードか」「肉弾戦えぐい」「これがプレミアリーグだ」と次々にコメントして大盛り上がり。プレミアリーグファンを熱くするフィジカルコンタクトの応酬に大興奮の一幕となった。

 なお試合は、アーセナルが後半にも追加点を奪い2-0で勝利。冨安不在のなか、開幕戦で貴重な勝ち点3を手にしている。(ABEMA/プレミアリーグ)