アーセナルのミケル・アルテタ監督が12日、レスター戦に向けた前日会見に臨んだ。
アルテタ監督はまず、この1週間のトレーニングの状況について言及している。
「本当に良かった。選手たちは素晴らしいトレーニングをこなしている。明らかに気象条件は大いに役立っている。この1週間は忙しくて、何人かの選手がクラブを去った。やるべきことはたくさんあるし、全員の幸せを願っているよ」
また、負傷者についてもコメントした。
「(日本代表DF冨安健洋、イングランド代表MFエミール・スミス・ロウ、ポルトガル人MFファビオ・ヴィエイラについて)彼らは、今週のトレーニングに合流した。各々状況は違うが、何人かは明日のメンバーに入るだろう」
「(前節復帰したスコットランド代表DFキーラン・ティアニーについて)彼は先週末15分~20分プレーし、本当によくやっていた。膝の負傷の後、長期離脱していたが、今は完璧な状態だ。出場の準備が出来ているように見えるよ」
そして、今季からプレミアリーグにも導入された5人交代についても語っている。
「本当に大事なことだと思う。本当に役に立つし、チームや個々の選手により多くのチャンスを与え、試合に参加することを望んでいる。また、特にシーズン中多くの試合がある
場合、90分プレーしないことは(必ずしも)問題ではないと選手に言い聞かせているよ」
さらには、チェルシーへの移籍が噂されている元キャプテンのFWピエール・エメリク・オーバメヤンについても質問されると、以下のように答えている。
「(キャプテンの座を剥奪したことを後悔しているか?)それが起きてから、長い時間が経った。他のことが起きる度に振り替えるわけにはいかない。それについて、私は自分の意見に明確で正直だったし、これまでやってきたことはクラブを守り、可能な限り最高のポジションに導きながら、明確で正直で、一貫性を保つためのみなされたことだ」
「オーバは並外れた選手。彼は我々のために多くのことをしてくれたし、キャプテンも務めた。彼がこのクラブのためにしてくれたことに対して、とても感謝しなければならない」
「(もし、オーバメヤンが相手選手としてエミレーツ・スタジアムに帰ってきたら?)彼はポジティブに歓迎されるに値すると思うので、ファンがそうすることを願っているよ。人生には瞬間があり、キャリアにも瞬間がある。時に各個人の軌道と目標がクラブのそれらと異なることもある。我々はそれを尊重しなければならない」
開幕戦は2-0と難敵クリスタル・パレス相手にクリーンシートで勝利したアーセナル。レスターも下し、2シーズンぶりの開幕連勝スタートとなるか。試合は日本時間13日23時キックオフ予定だ。