8月29日、アディダスはカタールワールドカップに向けたアルゼンチン代表の新たなユニフォームを発表した。今回公開されたのは、アウェイの1パターンだ。

 日本代表と同じくサプライヤーを務めるアディダスが、アルゼンチン向けの公式インスタグラムを更新。アルゼンチン代表の2ndユニフォーム画像を公開した。モデルとなっているのは同国の英雄であるリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)で、初公開されたユニフォームを着たメッシが、胸に手を当てている。

 これまでのネイビーを基調としていたデザインから一転して今回は紫色となっており、シャツの下部から胸元にかけて“興奮”をイメージさせる「炎」のようなデザインがなされている。

 アディダスは、「アルゼンチンで国民を団結させる唯一の情熱は、ナショナルチームです。私たちは皆、その歴史に敬意を表し、未来に興奮を覚えるからこそ、応援するのです。アルゼンチン代表チームは、私たちを固有のものとし、そして、私たち全員がその一員です。つまり、アルゼンチン代表は単なるサッカーチームにとどまらず、国民の気持ちです」と説明している。

■現地ファンは賛否両論

 この公開されたアウェイユニフォームに対し、現地ファンはSNS上で賛否両論となっている。

 好意的なコメントは以下。
「メッシは何でも似合う」
「メッシがパープルを着たら、すべてパープルになる」
「青はもう十分! 紫はステキ!」
「なんて美しい」

 一方で、「アルゼンチンの恥」「歴代最悪」「ゴールキーパーにしか見えない」といった否定的なコメントも多くなっている。

 アルゼンチン代表は、カタールワールドカップでサウジアラビア、メキシコ、ポーランドと同じグループCに属している。初戦はサウジアラビアで、優勝を目指して戦うこととなる。