ラ・リーガのバルセロナは9月2日、チェルシーと契約解除したスペイン代表DFマルコス・アロンソを獲得したことを発表。元レアル・マドリードのDFが母国復帰となった。
■母国復帰
バルセロナの発表によると、アロンソとの契約は1年間。契約解除金は5000万ユーロ(約69億8000万円)となっているという。アロンソは同日にチェルシーとの契約を解除したことが発表されていた。そして、ピエール=エメリク・オーバメヤンと入れ替わる形でアロンソのバルサ加入が決定した。
バルサがアロンソの獲得を画像とともに発表すると、3万6000以上のいいねがつき、「ようこそ、アロンソ」や「なんて良いサインなんだ」、「ベストを尽くしてくれ」などの声があがっている。長らくプレミアリーグで活躍したアロンソの母国復帰に喜ぶファンも多いようだ。
アロンソはレアル・マドリードの下部組織出身。2010年4月にトップチームデビューを果たすも、レアルでは花開かず。その後、ボルトン、フィオレンティーナ、サンダーランド(レンタル移籍)でプレー。2016年の夏にチェルシーへ移籍となった。チェルシーではUEFAチャンピオンズリーグ(CL)やプレミアリーグなどのタイトルを獲得した。
■積極補強でタイトル獲得へ
バルセロナは今夏の移籍市場で積極補強を敢行。バイエルン・ミュンヘンからロベルト・レバンドフスキ、リーズからハフィーニャ、セビージャからジュール・クンデ、ミラン退団のフランク・ケシエ、チェルシー退団のアンドレアス・クリステンセンなどを獲得してきた。
バルサは前日にエクトル・ベジェリンも獲得しており、右サイドバックにつぎ、新たな左サイドバック候補を獲得することになった。12年ぶりとなる母国復帰だけに期待するファンも多いはずだ。アロンソのバルサでの活躍に期待がかかる。