ブンデスリーガのシュトゥットガルトに所属する日本代表MF遠藤航のゴールが8月度の月間ベストゴール候補にノミネートされた。

■ベストゴール候補

 ブンデスリーガの公式ツイッターが8月6日、8月度のベストゴール候補の動画を投稿した。バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表MFレロイ・ザネが決めたボーフム戦の技ありゴールなどが選ばれている。

 ホッフェンハイムとの開幕戦で決まったボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)のラミ・ベンセバイニのオーバヘッド弾も選出されている。このゴールは日本代表DF板倉滉がヘディングでアシストしたものだ。

 また、8月13日に行われたブンデスリーガ第2節ブレーメンーシュトゥットガルトの試合で決まった遠藤のゴールもノミネートされた。この試合でスタメン出場した遠藤は、1点ビハインドで迎えた38分、ペナルティアーク手前から豪快な右足ゴールを決めて見せた。

 ベストゴール候補にノミネートされたゴールは、ツイッターの他にブンデスの公式YouTubeチャンネルでも公開されている。そこには「ザネのゴールはアメイジング」や「遠藤のゴールは素晴らしい」など遠藤のゴールを推す声も届いている。

■いまだ未勝利

 今季開幕からフル出場を続ける遠藤は、今季のシュトゥットガルトの公式戦全試合にフル出場中。シュトゥットガルトはDFBポカール1回戦を突破したものの、リーグ戦ではいまだ未勝利となっている。

 開幕から2戦連続のドローとなったシュトゥットガルトだったが、堂安律のフランクフルトとの一戦は0−1の敗戦で今季初黒星。その後さらに2戦連続のドローとなり、0勝4分1敗の12位という苦しい状況だ。果たして、キャプテンマークを巻く遠藤はチームを上位に押し上げる活躍を果たすことができるだろうか。