ことし11月20日に開幕する「FIFA ワールドカップ カタール 2022」。日本代表選手たちの素顔に迫る番組『サッカー日本代表独占インタビュー THE VOICE』(9月7日放送)において、川島永嗣が、ワールドカップへかける想いを激白。日本代表の先輩GK、川口能活、楢崎正剛から学んだことについて語った。

【映像】熾烈なGK争い 川島が川口・楢崎から学んだこと

日本は、1998年からこれまでW杯に6大会連続出場。その中でGKとして試合に出場したのは川口、楢崎、川島の3人だけだ。2010年南アフリカW杯で、その二人の先輩と熾烈な正GK争いを繰り広げた川島にとって、川口、楢崎とはどういう存在だったのか。

川島は「ナラさん(楢崎)と能活さん(川口)は非常に大きな存在でしたし、常に自分の指針になっていた」と二人の背中を常に見続けていたことを告白。とくに楢崎とは、かつてJリーグ名古屋グランパスでもポジション争いをした関係だ。

「普段の練習でやっていることが試合に出る」と練習の重要性を語る川島は、「ベンチで見ていたときも、『ああこの状況なら、ナラさんは止めるだろうな』と分かるぐらい練習でも突き詰めていた。若い時にナラさんを見て大きく学ばせてもらった」と楢崎へ最大限の賛辞を贈った。

コメンテーターの元日本代表DF中澤佑二氏も「能活さんは今までにないぐらい気持ちを前面に出すキーパー。逆にナラさんは試合中どんなことがあっても冷静にしっかりとコーチングをして、ドンッと構える感じ。川島選手はその両方を持っている。熱い気持ちもあり、どんと構える姿勢もある」と、2人の「いいとこどり」のGKであることを強調した。