ブラジルサッカー連盟(CBF)は9月9日、国際親善試合に臨むブラジル代表メンバー26名を発表した。CBFの公式サイトで伝えられている。

■豪華メンバー集結

 ワールドカップ本大会の最終メンバー決定前の最後のブラジル代表メンバーが招集された。アデノール・レオナルド・バッチ(チッチ)監督はパリ・サンジェルマン(PSG)FWネイマールやチェルシーDFチアゴ・シウバ、リバプールGKアリソンやマンチェスター・シティGKエデルソンなど超豪華メンバーを招集した。

 リバプールFWロベルト・フィルミーノが復帰したものの、日本代表や韓国代表と対戦した6月の代表戦でも招集されていたDFダニ・アウベスやMFフィリペ・コウチーニョ、アーセナルFWガブリエウ・ジェズスなどが招集外となった。ブラジルメディア『Globo』によると、アーセナルで好調を維持するジェズスの選外を「他の選手に機会を与えたい」と説明したという。

 ジェズスはほぼW杯当確で、センターフォワードタイプのペドロ(フラメンゴ)に出場機会を与えるようだ。また、右サイドバックでプレーできるのがDFダニーロのみ。右サイドバックには日本戦でも試していたエデル・ミリトンを起用する構えのようだ。

 なお、初招集はユベントスDFグレイソン・ブレーメルとローマDFロジェール・イバニェスとなっている。

■対戦相手は?

 6月シリーズで韓国と日本に勝利し連勝を飾ったチッチ監督率いるブラジルは、フランスで国際親善試合を2試合行う。現地時間9月23日にガーナ代表、同月27日にチュニジア代表と対戦する。

 現在5連勝中のブラジルは、今回の連戦でも勝利を収めて連勝を伸ばすことができるのだろうか。W杯出場をかけたブラジルのサバイバルレースにも注目が集まる。