米メディア『ESPN』の公式ツイッターが、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表FWネイマールのゴール動画を公開。臨場感あふれる映像を観ることができる。
■ネイマールをとらえるカメラマン
9月28日に行われた国際親善試合のブラジル代表対チュニジア代表。ブラジルではネイマールやカゼミーロ、ハフィーニャやリシャルリソンなど世界的なスター選手たちがスタメンで出場した。
試合開始11分に、ハフィーニャがゴールを決めてブラジルが先制に成功するも、18分にチュニジアに追いつかれてしまう。だが、直後の19分にリシャルリソンのゴールでブラジルが再びリードする。その後も攻撃の手を緩めないブラジルは結局5得点を奪い、チュニジアを5−1で下した。
米メディア『ESPN』は、9月29日に「カメラを通したフットボール」と題してネイマールのPKの様子を投稿。
これは、テレビカメラのモニターに映るネイマールの顔のアップ、と撮影しているテレビカメラマンの姿をひとつのフレームに捉えた、非常に珍しいショットとなっている。その後、ESPNのカメラはテレビカメラの撮影風景から離れて、ゴール左斜め後ろからのネイマールのPKシーンを撮影。ゴールが決まったあとに、目の前で輪を作ってゴールを喜ぶブラジル代表のメンバーの姿、と切り替わる見たことのないような映像となっている。しかも、ピッチレベルなので、ネイマールのゴールやセレソンの祝福も、実に臨場感あふれている。
この投稿には「1万」以上のいいねがついており、「これぞブラジル人だ」や「夢の仕事」、「スターだ」、「サッカー選手がこのように喜ぶのを見るのが好きだ」などのコメントがあがっている。
■本大会で輝けるか?
現在のブラジル代表は絶好調。2022年2月2日に行われたワールドカップ南米予選のパラグアイ代表戦(4−0)以降、7連勝中となっている。
失点も少なく、ゴールを奪われても最小失点で抑えている。ブラジルが複数失点を奪われたのは2020年10月14日のペルー戦までさかのぼる。攻守ともに好調のブラジルで、エースに君臨するネイマールはW杯本大会で輝くことができるだろうか。