サッカー男子日本代表(サムライブルー)が出場した、FIFA ワールドカップ カタール 2022はどこが優勝したのか。この記事では、サッカーファンなら誰もが気になる優勝カップの行方を、大手ブックメーカーのオッズなどもあわせて追っていきます。
目次
- FIFAワールドカップ カタール2022はどこが優勝したのか
- 大手ブックメーカーのオッズでの優勝国最終予想は?
- ワールドカップ2022の優勝国まとめ
FIFAワールドカップ カタール2022はどこが優勝したのか
アルゼンチン対フランスという、前回大会のベスト16で激突した両チームの戦いとなった決勝戦。その結果は、アルゼンチンが前半に2点リードしてフランスが後半で追いつき、延長戦でもアルゼンチンのリオネル・メッシ選手がゴールを決めてフランスのキリアン・エムバペ選手のPKで追いつくといった混戦の末に、アルゼンチンがPK戦で勝利を収めました。
この結果、アルゼンチンは36年ぶり3回目のワールドカップ優勝を達成。「神の子」と謳われたリオネル・メッシ選手が、唯一手にしていなかったワールドカップ制覇の栄冠をついに手にした大会として、今後も語り継がれることでしょう。
また、リオネル・メッシ選手は「前年のバロンドール(世界年間最優秀選手)に輝いた選手のいるチームは、ワールドカップで優勝できない」という、長年のジンクスをついに破った選手ということになります。
大手ブックメーカーのオッズでの優勝国最終予想は?
世界のサッカーファンは、ワールドカップ2022でどこの国が優勝すると見ていたのでしょうか。そのことを示していたのが、ブックメーカー(賭博屋)のオッズ(払戻金の倍率)。利用者は世界中に何百万人、何千万人といますし、どこに人気が集まったかでオッズも変動しますので客観性は高そうです。ここでは、世界でも大手のブックメーカーBet365、William Hill、Sportsbet、Betwayの4社の日本時間2022年12月18日12:00時点、決勝戦直前のオッズを見ていきましょう。
国 | ||||
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平均オッズ | Bet365 | William Hill | Sportsbet | Betway |
アルゼンチン | ||||
1.89倍 | 1.90倍 | 1.91倍 | 1.90倍 | 1.85倍 |
フランス | ||||
1.92倍 | 1.90倍 | 1.91倍 | 1.90倍 | 1.95倍 |
決勝戦で相対した2か国の最終オッズは上の表の通り。前日の17日にはアルゼンチン、フランスともに平均オッズが1.90倍とまったくの互角でしたが、直前になってBetwayがアルゼンチンに1.85倍、フランスに1.95倍を付けたためわずかながらに差が出て、僅差ではありますがアルゼンチン有利となっていました。
これは、フランス代表のディディエ・デシャン監督が「インフルエンザのような症状の選手が何人かいる」と語ったことが原因と思われますが、現にDFラファエル・バラン選手、DFイブラヒマ・コナテ選手、FWキングスレイ・コマン選手が練習を休んでいました。
予想通りというべきか、決勝戦の立ち上がりではフランスの動きが重く、アルゼンチンに2度もリードを許して終始追いかける展開になりました。それでも2回追い付いてPK戦まで持ち込んだところは、さすがフランスといったところでしょうか。
ワールドカップ2022の優勝国まとめ
以上、ワールドカップ2022カタール大会ではアルゼンチンの優勝という結果に終わりました。ちなみに決勝戦は大接戦となりましたが、アルゼンチンとフランスの対戦成績は過去13戦中アルゼンチン7勝、フランス3勝、引き分け3回と意外と差があり、ワールドカップでの対戦に限ればアルゼンチン3勝、フランス1勝となっています。
とは言え、2018年の前回大会ではフランスが4-3と壮絶な撃ち合いを制して勝利、そして今大会の決勝戦でも3-3でPK戦までもつれ込みましたので、近年の実力から言えば互角、今大会では運が勝敗を左右したのかもしれません。
アジア勢の台頭、数々のジャイアントキリングと、何かと波乱の多かった今大会ですが、結局は大会前の下馬評で優勝候補に挙げられていた2か国が大トリを飾る結末となりました。