10月12日、「WOWOWサッカー」の公式ツイッターが更新され、スポルティング指揮官のコメント動画が公開された。

 スポルティングはポルトガルリーグの強豪で、サッカー日本代表MF守田英正が所属するチームだ。過去にリーグ制覇を成し遂げた回数は19回で、直近では2020/21シーズンに26勝7分1敗で優勝している。

 守田が加入したのは今季からだが、すでにチームの主力として活躍。ここまで先発出場が続いており、第8節ジル・ヴィセンテ戦で初得点を挙げると、第9節サンタ・クララ選でもゴール。攻守両面でその存在感は大きくなるばかりだ。

 そんな守田に対し、「WOWOWサッカー」が公開した動画でルベン・アモリム監督は「すべての監督が一度は守田を指導してみるべきだと思う」と発言。「彼は一日に1000回くらい謝るほど、謙虚で礼儀正しい」と日常の姿を説明したうえで、「あらゆるポジションでプレーでき、常に向上する意欲がある」としている。

 また、「技術も非常に高く、良いことしか言えない。チームには6番として加入したが、8番にも対応できる価値のある選手」とピッチ上の役割面でも褒めちぎっている。そして、「彼を獲得できてよかった」というコメントで締められている。

■クラブでも代表でも

 川崎フロンターレで4-3-3のアンカーを務めた守田はサッカー日本代表ではインサイドハーフのポジションを務め、カタールワールドカップへと日の丸を力強くけん引した。9月に行われた日本代表のドイツ遠征では、4-2-3-1へのシステム変更に伴ってWボランチの一角を務めたが、やはり不動の主軸として君臨した。

 その柔軟にして攻守にわたる働きは、クラブでも代表でも欠かせないものとなっている。カタールの地でサムライブルーが歓喜をもたらせるか、守田の双肩にかかっている。