フランクフルトの日本代表MF鎌田大地が、自身のCL初ゴールを捧げた。

【写真】チャンピオンズリーグ初ゴールを喜ぶ鎌田大地

12日、チャンピオンズリーグ(CL)グループD第4節のトッテナムvsフランクフルトがトッテナム・ホットスパースタジアムで行われた。

1週間前の第3節ではゴールレスドローに終わった試合。この試合に先発した鎌田は3分に決定機を迎えるがシュートは枠外。それでも14分、イェスパー・リンドストロームがハイプレスでボールを奪うと、最後はセバスティアン・ローデのパスを鎌田が蹴り込みCL初ゴールを記録した。

なお、これは日本人として9人目のCLゴール。2020年11月に当時ザルツブルクに所属していた奥川雅也(アルミニア・ビーレフェルト)が決めて以来2年ぶりの日本人ゴールとなった。

幸先良く先制したフランクフルトだったが、その後に前半だけで3失点。後半に1点を返すが、数的不利な状況もあり、3-2で敗れていた。

鎌田は試合後に自身のインスタグラムを更新。ゴールを決めたものの、チームが敗れたことで喜びも少なめ。また、このゴールを亡くなった親友の母に捧げるとした。

「結果は思い通りにはならないけど、前に進むだけ」

「僕の最初のCLのゴールは、先日亡くなった親友の母に捧げます」

残り2試合でグループステージ突破は可能なフランクフルト。鎌田は躍動できるのか注目が集まる。

【写真】チャンピオンズリーグ初ゴールを喜ぶ鎌田大地