欧州各国のリーグ戦が15日に開催され、各地で日本人選手が躍動した。

 フランクフルトの鎌田大地は、ブンデスリーガ第10節レヴァークーゼン戦にスタメン出場。前半終了間際にPKでチームに先制点をもたらすと、72分にも再びPKで得点。今シーズンのブンデスリーガでのゴール数を「6」に伸ばした。鎌田はその後87分までプレー。チームは5-1で大勝し、ブンデスリーガで暫定4位に浮上した。なお、長谷部誠(フランクフルト)はメンバー外となっている。

 同じくドイツで活躍する遠藤航(シュトゥットガルト)は、第10節ボーフム戦に中盤の一角としてスタメン出場。71分にセットプレーのこぼれ球に反応し、今季2ゴール目をマーク。チームは4-1で勝利し今シーズン初白星を手にした。なお、伊藤洋輝(シュトゥットガルト)は75分から途中出場。一方、ボーフムの浅野拓磨は負傷欠場となっている。

 スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部リーグ)では、セルティックの前田大然が第11節ハイバーニアン戦で今季リーグ戦初ゴールを記録。チームは6-1で大勝しリーグ戦3連勝を飾った。なお、旗手怜央(セルティック)はスタメン出場し70分までプレー。古橋亨梧は旗手との交代でピッチに立っている。井手口陽介はベンチ入りしたものの、出場とはならなかった。

 ベルギーの地でも日本人選手が躍動した。サークル・ブルッヘに所属する上田綺世はジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部リーグ)第12節オイペン戦に2トップの一角としてスタメン出場。39分に左からの折り返しに合わせ、自身の今季3得点目となるゴールをマークした。上田はその後73分までプレー。チームは5-1で快勝し、今季リーグ戦3勝目を手にした。

 シント・トロイデン所属の香川真司は第12節シャルルロワ戦にスタメン出場。12分に左CKで直接ネットを揺らし、チームに先制点をもたらした。また、同じく先発に名を連ねた岡崎慎司(シント・トロイデン)は70分にフランク・ボヤのゴールをアシスト。チームの2-1での勝利に貢献した。なお、香川は57分まで、岡崎は88分までプレーしている。

 シント・トロイデン所属の橋岡大樹と林大地もこの試合にスタメン出場。橋岡はフル出場し、林は71分までプレーした。シャルルロワ所属の森岡亮太は54分からピッチに立っている。