プレミアリーグ第11節が現地時間14日から16日にかけて開催された。

 今節最注目の試合となったのは、リヴァプールとマンチェスター・シティの一戦。お互いに出入りの激しい展開となった試合は、53分にフィル・フォーデンの得点でマンC先制かと思われたが、直前でアーリング・ハーランドが相手MFファビーニョを引き倒したとして、ファールの判定。ゴールは取り消された。その後も両チーム好機を迎えたが、リヴァプールは76分にGKアリソンのパントキックに抜け出した“エース”モハメド・サラーが決め切り、先制に成功。終盤には判定に不満を露わにしたユルゲン・クロップ監督が退席処分を命じられるも、本拠地『アンフィールド』のサポーターからの歓声も大きな味方となり、1-0で逃げ切った。なお、この敗戦でマンCは今季初の黒星となっている。

 首位のアーセナルはリーズとアウェーで対戦。開始1分12秒で審判団の機械トラブルによる、40分間の中断があったものの、35分にブカヨ・サカが右足でリーグ戦2試合連続ゴールを突き刺し、リードを奪う。後半はリーズに押し込まれる展開が目立つが、GKアーロン・ラムズデールの好守連発や相手FWパトリック・バンフォードのPK失敗などもあり、“ワン・ニル”(1-0)でしぶとく勝利。この試合後に敗れたマンCとの勝ち点差を「4」に広げた。なお、冨安健洋はこの日も左サイドバックで先発。途中からは右サイドでもプレーするなど、フル出場で奮闘した。

 ブライトンはブレントフォードと敵地で激突。三笘薫は後半頭から投入され、右サイドからいくつか良いシーンを作るも、得点には結びつかず。チームは連敗となった。なお、三笘は試合後に松葉杖をついて会場を後にした様子も伝えられており、状態が心配されている。

 今節の試合結果、並びに次節の対戦カードは以下の通り。※時間は全て日本時間

■試合結果

▼15日
4:00 ブレントフォード 2-0 ブライトン

20:30 レスター 0-0 クリスタル・パレス
23:00 フルアム 2-2 ボーンマス
23:00 ウルヴァーハンプトン 1-0 ノッティンガム・フォレスト

▼16日
1:30 トッテナム 2-0 エヴァートン

22:00 アストン・ヴィラ 0-2 チェルシー
22:00 リーズ 0-1 アーセナル
22:00 マンチェスター・U 0-0 ニューカッスル
22:00 サウサンプトン 1-1 ウェストハム

▼17日
0:30 リヴァプール 1-0 マンチェスター・C

■次節の対戦カード

▼19日
3:30 ブライトン vs ノッティンガム・フォレスト
4:15 クリスタル・パレス vs ウルヴァーハンプトン

▼20日
3:30 ボーンマス vs サウサンプトン
3:30 ブレントフォード vs チェルシー
3:30 リヴァプール vs ウェストハム
3:30 ニューカッスル vs エヴァートン
4:15 マンチェスター・U vs トッテナム

▼21日
3:30 フルアム vs アストン・ヴィラ
4:15 レスター vs リーズ

※アーセナル vs マンチェスター・Cは未定。