マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表DFラファエル・ヴァランの負傷について、エリク・テン・ハグ監督がコメントした。クラブ公式サイトが伝えた。
【動画】ヴァランが守備に行った際にヒザを負傷…
ユナイテッドは22日にプレミアリーグ第13節でチェルシーと対戦した。
この試合、センターバックの一角で先発出場していたヴァランだったが、59分にビクトル・リンデロフと途中交代していた。
その直前、チェルシーの元がボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンへのパスに対してヴァランがカットしに足を伸ばすと、わずかに届かず。オーバメヤンはそのまま抜け出していったが、右足をついた際に、そのままヴァランは悶絶。ピッチに倒れ込んだ。
映像を見る限り、ヒザがノッキングしてしまったように見てとられ、ピッチ上で治療が行われそのまま交代。フィジオセラピストと共にピッチを後にする際には、ケガの重さの影響か涙していた。
試合後、テン・ハグ監督はヴァランのケガの具合について言及。24時間以内に検査を行うとした。
「24時間待たなければいけない。そうすれば、何であるかがわかる」
「(ケガの重さについて)まだ分からない。もちろん、彼は経験豊富だが、メディカルスタッフは自分たちの仕事をしなければならず、検査を行い、正しい診断を下さなければいけない」
「そして、そこから結論を出す」
昨夏レアル・マドリーからユナイテッドに加入したヴァラン。1年目はケガやコンディションの問題で期待されたパフォーマンスは発揮できず。しかし、今シーズンはリサンドロ・マルティネスと共にセンターバックでパフォーマンスを発揮していた。
カタール・ワールドカップ(W杯)でもフランス代表の守備を支える要として期待されていたヴァラン。検査の結果次第だが、本人の涙を見る限り、W杯を欠場する可能性もありそうだ。
【動画】ヴァランが守備に行った際にヒザを負傷…