スタッド・ランスのウィリアム・スティル暫定監督が、23日に行われたリーグ・アン第12節のオセール戦で決勝弾を決めた日本代表MF伊東純也を称賛した。24日、フランス紙『レキップ』が伝えている。
同試合で、ホームのスタッド・ランスは29分にフォラリン・バログンのゴールで先制したが、その直後に追いつかれる展開となった。4戦連続の引き分けかと思われた87分、ミッチェル・ファン・ベルヘンのシュートを相手GKが弾くと、こぼれ球を伊東が押し込み勝ち越しに成功した。試合はこのまま2-1で終了し、スタッド・ランスは7試合ぶりとなる白星を飾った。
スティル暫定監督は、試合後のインタビューで「とても満足している。かなり高いディフェンスラインで、前に進み、危険を作り出し、主導権を握りたかった。勝利は当然だ。低くてコンパクトなブロックを相手にするのは難しいと思っていた。この誤ったリズムに甘んじてはいけないし、インターバルを見つけなければならなかった」と語った。
また、今シーズン4得点目を記録し、勝利に貢献した伊東に関しては「彼自身にとっても、あまり楽な試合ではなかったが、チームが最も必要としていた大事な場面で、彼がボールをネットに押し込んだ」と評価し、「偉大な選手の価値を示してくれた」と賛辞を送った。