【プレミアリーグ】トッテナム1-2ニューカッスル(日本時間10月24日/トッテナムホットスパースタジアム)
サッカーの試合において、一般的には得点シーンが注目されがちだが、その他においても魅力的なシーンは多く存在する。トッテナム所属のウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールのパスカットから始まったカウンター劇こそ、まさにスパーズの底知れぬ攻撃力を象徴する1シーンといえるだろう。終わりの見えない攻撃が、次々とニューカッスルの守備陣へ襲いかかる。
【映像】鬼気迫るスパーズの波状攻撃
トッテナムの攻撃の起点は29分。ウルグアイ代表MFベンタンクールがパスカットに成功すると、そのボールは前線にいたイングランド代表FWケインの元へ。独走で敵PA内まで入り、テクニカルな切り返しで守備陣を翻弄すると、逆足から強烈なシュートを放った。やむなくはじかれたボールもすぐさまトッテナムが回収、ケインを中心とした波状攻撃が展開され、ニューカッスル陣営を大いに苦しめた。
一連のプレーに対し、ABEMA実況の山崎弘喜は「まさに波状攻撃」、解説のベン・メイブリーも「これぞスパーズの武器ですよね、ケインがうまかった」と賞賛。また、2回目以降の攻撃を人数をかけることでしのいだ、ニューカッスルの守備の質の高さも高く評価している。
この白熱の攻防こそプレミアリーグの醍醐味と言えるだろう。
(ABEMA/プレミアリーグ)