ユヴェントスに所属するフランス代表MFポール・ポグバが、再び負傷した可能性があるようだ。30日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。
今夏に7シーズンぶりのユヴェントス復帰を果たしたポグバ。チームの主軸としての活躍が期待されていたが、プレシーズン中に右ひざを負傷。その後の検査の結果、右ひざ外側半月板の病変が発覚し、長期離脱を余儀なくされていた。
当初はFIFAワールドカップカタール2022を控えていることから保存療法を選択していたものの、回復が思わしくなく、9月に手術の実施を決断。その後は想定よりも早い速度での回復を見せ、今月中旬からは部分的ではあるものの、チームトレーニングに復帰していた。
近日中の戦線復帰への期待も高まっていたポグバだが、この度トレーニング中に別の箇所を負傷してしまったようだ。報道によると、ポグバは長期間の戦線離脱の影響もあり、トレーニング中に太ももの筋肉を痛めてしまったとのこと。詳細については明らかになっていないが、少なくとも10日間程の離脱を余儀なくされる可能性が高いという。
これにより、ワールドカップ開幕前のユヴェントスでの戦線復帰は極めて困難になったと『フットボール・イタリア』は指摘。ワールドカップ本戦に臨むフランス代表のメンバー入りへの可能性も低くなったと伝えている。
なお、ワールドカップ連覇を狙うフランス代表は、カタールワールドカップ本戦ではオーストラリア代表、デンマーク代表、チュニジア代表と同組のグループDを戦う。