【日本 0-0 エクアドル キリンチャレンジカップ2022】

 キリンチャレンジカップ2022の日本代表対エクアドル代表戦が現地時間27日に行われ、0-0に終わった。独紙『南ドイツ新聞』は試合について伝える中で、GKシュミット・ダニエルの活躍ぶりを特に称えている。

 アメリカ代表に快勝した4日前の試合からメンバー総入れ替えで臨んだ森保ジャパンだが、南米のワールドカップ出場国に大苦戦。後半にはPKを取られて絶体絶命のピンチを迎えたが、FWエネル・バレンシアのシュートをシュミットが見事にセーブしてスコアレスドローに持ち込んだ。

「ミスター・シュミットがこの日のヒーローだった」と独紙は試合について報道。「ドイツ系の素晴らしい名前を持つ日本のGKシュミット・ダニエルがPKをセーブ」「ベストプレーヤーはGKだった」と伝えている。

 カタールワールドカップの初戦でドイツ代表と対戦する日本代表は、そのドイツのデュッセルドルフを今回の遠征地に選んだ。だが「ワールドカップ対戦国の玄関前で印象的な戦いを見せることが目的だったとすれば、それは明らかに失敗に終わった」とチーム全体の戦いぶりには評されている。

 先発メンバー入れ替えも響く形となり、「アメリカ戦で印象的だったハイプレスはあまり見られなかった」「エクアドルがフィジカルで上回り、日本は細く繊細に思えた」と評価。後半には何度かチャンスを生み出した場面もあったが、「日本のこの日のヒーローはシュミット・ダニエルだった」と締めくくっている。

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