現地時間11月8日に開催されたブンデスリーガの第14節で、ともにカタール・ワールドカップに挑む日本代表に選出されたMF遠藤航とDF伊藤洋輝が所属するシュツットガルトがホームでへルタ・ベルリンとホームで対戦。90+7分の劇的ゴールで2-1の勝利を飾った。

 日本人2選手がともに先発したこの試合で、アクシデントが起こったのが77分だ。へルタ・ベルリンのセットプレーの流れから、自陣のペナルティエリア内でヘッドでボールをクリアしようとした遠藤の後頭部に、後ろから競り合いにきた相手MFイバン・シュニッチの頭が激しく衝突。遠藤はそのままピッチに倒れ込んだ。
 

 意識はあるようだったが、5分ほど治療を行ない、担架に乗せられて退場。そのまま途中交代となった。

 日本代表は8日に、負傷した中山雄太のW杯欠場が発表されたばかり。遠藤の状態が心配される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】後頭部を強打し、担架で運ばれる遠藤