レアル・ソシエダは10日、日本代表MF久保建英がFIFAワールドカップカタール2022に臨む同国代表に早期合流するため、13日に行われるコパ・デル・レイ(国王杯)1回戦を欠場することを発表した。

 今夏にレアル・ソシエダに加入した久保は、ラ・リーガ開幕節カディス戦でのゴールを皮切りに、ここまでの公式戦17試合に出場し2ゴール4アシストを記録している。新天地で輝きを増していく同選手だったが、10月末に左肩を負傷するアクシデントが発生。それでも3試合の欠場を経て、9日に行われたラ・リーガ第14節セビージャ戦で復帰した。

 発表によると、レアル・ソシエダは「カタールW杯の日本代表に招集されている久保建英は、クラブの許可を得てコパ・デル・レイ1回戦を欠場し、日本代表の合宿に前倒しで参加することになりました」と説明。13日に行われる国王杯1回戦CDカサレガス戦(スペイン6部)を欠場することとなった。

 カタールW杯は11月20日に開幕。日本代表はドイツ代表(同23日)、コスタリカ代表(同27日)、スペイン代表(12月1日)とグループステージで対戦する。2大会連続の決勝トーナメント進出とともに、目標としているベスト8以上を目指す。なお、日本は11月17日にUAEのドバイでカナダ代表と強化試合を行い、本大会へと臨む。