FIFAワールドカップカタール2022に臨む日本代表は11日、カタール・ドーハで練習初日を迎えた。

 今季の明治安田生命J1リーグで日本人選手トップの13得点を挙げた町野修斗は、中山雄太の負傷離脱に伴い、追加招集となった。ピッチでの練習初日は長友佑都から積極的に雰囲気に慣れるための声を掛けられたが「その通りですし、自分らしくやっていきたい」とコメント。長友については「サッカー以外のところでもよく喋る方なんで、非常に面白い人だなと思っています」と笑わせつつ、「サッカーに対する姿勢はやっぱり一流というか超一流なので、すごいと思いますし、刺激してもらっている、学ぶことが多いと思います」と、影響の大きさを物語っている。

 自身はリーグ戦3戦4得点と上昇気流で代表に合流となったが、「ゴールの感覚は、いつも以上に上がっているので試合で発揮したい」と意気込むと、「自分にプレッシャーをかけながらやっていきたいです。日本を背負うのはかなり大きいことですし、あまり経験もないですが、だからこそ思い切ってプレーする必要があるので、自分らしく思い切ってやるだけかなと思います」と、勢いをつけて本番に臨む覚悟だ。

 追加招集の立場から迎えるワールドカップとなるが、「1つのゴールだったりプレーで状況、自分の立ち位置も変えられると思うので、可能性にワクワクしています。この世界でやってきたっていう自信というか勝負強いところはあると思っているので、楽しみです」と、大舞台での活躍を誓っている。