ベルギーサッカー協会(RBFA)は16日、FIFAワールドカップカタール2022に向けたベルギー代表のトレーニングキャンプに、DFジェイソン・デナイヤー(アル・アハリ・ドバイ/UAE)をバックアップとして招集したことを明かした。
FIFAワールドカップカタール2022開幕まで残り4日となった中、現在ベルギー代表は周辺国のクウェートでトレーニングキャンプを行なっている。18日にはエジプト代表との強化試合が予定されており、その後カタールへと移動するスケジュールだ。
そんなベルギー代表には、16日より“27人目”の選手としてデナイヤーが合流したようだ。現在、チームではDFヤン・フェルトンゲン(アンデルレヒト)、MFトルガン・アザール(ドルトムント/ドイツ)、FWロメル・ルカク(インテル/イタリア)が別メニュー調整を強いられている。ワールドカップでは初戦の24時間前まで、FIFA(国際サッカー連盟)の承認を経て予備登録リスト内の選手との入れ替えが可能。万が一の場合も考慮し、アラブ首長国連邦(UAE)でプレーするデナイヤーもキャンプに加わることとなった。
現在27歳のデナイヤーは2022年夏にアル・アハリ・ドバイへ加入。ベルギー代表としてはこれまで35試合の出場で1ゴールを挙げている。なお、過去にワールドカップに出場したことはないが、EUROには2大会連続で参加していた。
3大会連続14回目のワールドカップ出場となったベルギー代表は、本大会でグループFに入った。23日にカナダ代表と、27日にモロッコ代表と、12月1日にクロアチア代表と対戦する。