モロッコサッカー連盟(FRMF)は16日、バーンリーのFWアナス・ザルリを、カタール・ワールドカップに臨む同国代表に追加招集したことを発表した。
モロッコではマルセイユMFアミーヌ・アリが左ヒザ十字じん帯の捻挫という重傷を負い、無念の代表離脱が決定。このアクシデントを受け、代替選手の招集に動いていた中、これまで一度も招集経験がない22歳のアタッカーを招集した。
モロッコにルーツがあるものの、ベルギーで生まれ育ったザルリが、U-17~U-21のカテゴリーでは生まれ育ったベルギー代表でプレーしていた。
しかし、以前から右利きのウイングの招集に興味を示していたモロッコが、W杯開幕直前というタイミングでフル代表初招集に成功した。
なお、モロッコは今回のグループリーグでベルギーと同じグループFに入っており、ザルリはいきなり生まれ育った国の代表チームと対峙することに。