ミランのフランス代表FWオリヴィエ・ジルーが代表引退を否定している。

9月に36歳を迎えたジルー。大ベテランとなったが、ミランでもレ・ブルーでも重要な選手であり続けており、加齢による際立った下降線も辿っていない。22日に初戦を戦うカタールW杯でも、主力FWの1人と位置付けられている。

以前には今大会後の代表引退を示唆するも、先日のフランス『ル・パリジャン』のインタビューでは一転して否定。今後数年もトップレベルでのプレーが可能と胸を張った。

「自分自身に限界を感じていない。今回のW杯が代表での最後かも、と確かに言ったが、決めたわけじゃないし、発表すべきことは何もないよ。身体がノーと言うまで歩みを止める気はない」

ジルーは国際Aマッチ通算114試合49得点を誇り、前回のロシアW杯では世界王者に。クラブレベルでもチェルシーやミランなどで多くのタイトルを獲得してきたが、36歳の今も、若き日と変わらない野心に溢れているという。

「レ・ブルーの一員になって11年くらいかな。私のハートは、今後もさらに私を駆り立てるだろう。勝利とトロフィーへの野心は今も昔も変わらない。私ほどの年齢に達してもなお、このような意識を持てる選手が増えていくと嬉しいんだ」